定例記者会見で厳しい質問をする記者を見る静岡県伊東市の田久保真紀市長=2025年8月29日午前11時17分、静岡県伊東市役所、南島信也撮影

 静岡県伊東市議会の議会運営委員会は30日、故意に学歴を詐称したと認定された田久保真紀市長に対する不信任決議案を、9月定例議会初日となる1日の本会議で採決することを決めた。市議19人全員が提出に賛同していることから、可決される見通しだ。市長就任から約3カ月で、不信任決議案を突きつけられる事態となった。

 市議会の調査特別委員会(百条委員会)が29日に調査報告書案をまとめ、田久保氏を地方自治法違反容疑で刑事告発することを決めた。これを受け、議会運営委員会は異例の土曜日開催となった。

 不信任決議案は、田久保氏について「市長として、およそ不適格であると言える」「本市の負の象徴として全国的に評判になってしまった」と厳しく批判し、「市政の監視機関である伊東市議会として、一切擁護することはできず、市政の健全性を一刻も早く回復させ、行政機能の正常化を図る」との内容だ。代表して提案理由を説明した四宮和彦市議は「市政の混乱が続く状況は、必ず我々の力で止めなければならない」と述べた。

 可決には全議員の3分の2以上が出席したうえで、4分の3以上の賛成が必要となる。全議員が提出に賛同していることから、可決される見通しだ。可決されれば、田久保氏は通知から10日以内の議会解散か辞職・失職の選択を迫られる。

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 1日の本会議では、不信任決…

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