侵略戦争を続ける「プーチンの帝国」ロシア、植民地主義をほうふつとさせる攻撃や入植を進めるイスラエル。歴史の逆戻りを思わせる事象をどう考えるか、歴史学でも議論されており、雑誌「思想」7月号では特集「帝国論再考」が組まれた。携わった中澤達哉・早稲田大教授は、「帝国」の姿を考えることが、近代・西欧中心の…