5敗目を喫し、リーグ陥落が決まった山下敬吾九段=23日、大阪・北浜の関西棋院

 第50期囲碁名人戦挑戦者決定リーグ戦(朝日新聞社主催)は23日、余正麒八段が山下敬吾九段に194手までで白番中押し勝ちし、星を3勝3敗の五分に戻した。敗れた山下は1勝5敗となり、リーグ陥落が決まった。山下と同スコアの村川大介九段、関航太郎九段の陥落も同時に決まった。

 山下は今期リーガー9人の中で最年長の46歳。リーグ在籍は15期連続21期目と、「平成四天王」の中で唯一リーグに残り気を吐いてきたが、今年は本局を含め4勝12敗と極度の不振にあえいでいた。

 リーグ陥落は、あと1枠。本…

共有
Exit mobile version