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ローマ教皇の死去を受け、別れを惜しみながら記帳する一般信者ら=2025年4月23日午前10時7分、東京都千代田区のローマ教皇庁大使館、藤原伸雄撮影
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 ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇が21日に死去したことを受け、ローマ教皇庁大使館(東京都千代田区)は23日、追悼の記帳を受け付けた。

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 雨が降るなか、皇室関係者や各国大使のほか、一般信者らが記帳に訪れた。着任したばかりの米国のグラス駐日大使の姿もあった。24、25両日も午前10時~午後1時、午後3~5時に受け付ける。

 大使館の入り口に設けられた一般信者用の記帳台で信者たちは遺影の前で祈りをささげたり、花を手向けたりしていた。

 東京都中野区のベルナデッタ・谷口・テルミさん(78)は、2019年にローマ教皇が長崎・広島の被爆地を訪れて核兵器廃絶を訴えたことに触れ、「平和へのメッセージを私たちに託してくれた。小さいもの、弱い命のために働いて下さったパパ様だった」と別れを惜しんでいた。

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