関西大会に向けて練習する星林高の吹奏楽部員=2025年8月18日、和歌山市西浜2丁目、榊原織和撮影

 第75回関西吹奏楽コンクールは30、31の両日、中学生、高校のA部門が堺市で開かれる。県内からは星林高、向陽中高、紀伊中、海南第三中の4校が県代表として出場する。ただ強豪ひしめく関西大会の壁は高く、中学生や高校の部門で全国大会に進んだ団体は20年以上ない。どこに課題があるのか。県吹奏楽連盟会長で関西吹奏楽連盟幹事の湯川昌彦さん(66)に聞いた。

少子化と卒業生戻らぬ現状

 向陽中高で指導をしてきました。引退する2年前の2006年までに関西大会で3度金賞を取りました。

 近年、和歌山県代表が関西大会で「結果」を残せなくなった大きな理由は少子化です。少人数の部は競争原理が働きにくい。また、強豪校の卒業生がなかなか指導者として和歌山県内に戻ってこない現状があります。先生も忙しくなり、昔ほど部活に注力できなくなっています。

 和歌山は地方であるがゆえに…

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