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相川金銀山の象徴となっている「道遊の割戸」=2024年5月19日、新潟県佐渡市、田島知樹撮影

 ユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界遺産委員会で「佐渡島(さど)の金山」(新潟県佐渡市)が世界文化遺産に登録されたことをめぐり、韓国国内では野党などから批判の声があがった。

  • 強制労働か否か…水面下の日韓交渉 佐渡金山が世界遺産に至るまで

 韓国政府は佐渡の鉱山を朝鮮半島出身者の「強制労働被害の現場」だと主張しており、日韓の水面下の交渉の末、過酷な労働環境に置かれたことを示す記録を地元の相川郷土博物館に展示することで合意した。

 これに対し、進歩(革新)系最大野党・共に民主党の報道官は27日、「(日本側が)強制性を最後まで認めていない」とした上で、世界遺産登録に同意した尹錫悦(ユンソンニョル)政権を「日本の歴史歪曲(わいきょく)を容認した」などと批判した。

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