JR東日本新潟支社は10月の3日間、磐越西線で「ばんえつ物語号」の客車を引く蒸気機関車「C57」の撮影会を開く。17日から参加者を募る。

 C57は大きな動輪と細いボイラーによって優美に見えるとされる。ばんえつ物語号の機関車は春から秋の運行期間中、車庫に停車中でもボイラーの火を落とさない。常に浅い眠りにあるような状態だとしてJR新潟支社は「微睡(まどろみ)の貴婦人」と表現している。

 撮影会は10月9、16、23日に同社新潟車両センター新津派出所(新潟市秋葉区)で。午後2時から約80分間、車庫内や「転車台」での方向転換中の車両を間近で撮影できる。ばんえつ物語号は8月末で乗車人数100万人を達成したため、記念のヘッドマークが装着される。

 定員は1日につき5人(18歳以上、高校生不可)。参加料は税込み1万6千円で、参加記念のマグカップとコースターがもらえる。受け付けは17日から10月5日まで同支社のJREモール(https://event.jreast.co.jp/shop/detail/a013)で会員登録して購入する。

共有
Exit mobile version