性に関する授業をめぐり、仙台市教育委員会が市立中学校を通じて、外部講師に対して、「性的同意」という言葉を使わないよう伝えていた件について、阿部俊子文部科学相は20日、「性的同意といった特定の用語の適否については一概に申し上げられないが、性的同意の趣旨の理解促進に取り組みたい」と述べた。
仙台市教委の対応については、朝日新聞のデジタル版で報じ、20日、閣議後会見で質問を受けた阿部文科相が見解を示した。
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授業をめぐっては、仙台市内の市立中学校で外部講師が性教育として、「性的同意」と書かれたスライドを用意したところ、市教委は「性的同意」の部分に線を引き、「自分と相手を守る距離感」と書き換えてきたという。市教委は、取材に「指導ではなく校長への助言。学習指導要領を踏まえ、教科書に準じた内容でやってほしいということ」としている。
市教委の対応について問われ…
