マンション住まいの増加や公園の規制強化で、夏の風物詩の手持ち花火を楽しめる場所が少なくなっている。子育て世代の満足度を高める施策に腐心する茨城県南地域では、一部自治体が条件付きで公園での使用を認めたり、市役所の駐車場を開放したりするなど、住民の夏の思い出づくりに動いている。
つくば市は7月1日から公園での火気使用禁止のルールの一部緩和に踏み切った。夏休み期間をはさんで9月30日までの間、洞峰公園とさくら交通公園を除く302カ所の市営公園で、手持ち花火に限り使用を認める。
近隣住民とのトラブルを避け…