カブス戦に出場したドジャースの大谷翔平=USAトゥデー・ロイター
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 大リーグは7日(日本時間8日)、カブスが本拠シカゴでドジャースと対戦し、8―1で勝利した。カブスの先発・今永昇太と、ドジャースの「2番・指名打者」で出場した大谷翔平との日米を通じた初対決が実現した。

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 一回1死走者なし。マウンドに今永、打席に大谷。今永は外角の変化球を使いながら、直球で内角高めを攻める。追い込んでからの9球目、内角高めの94マイル(約151キロ)で大谷を空振り三振に仕留めた。三回の第2打席も内角高めの直球で三邪飛に抑えた。

 今永は、大谷の印象について「スイングが非常にすごい。バッターボックスに立っても体が大きく、威圧感のある選手だなと思いました」と話した。

 試合は四回裏の途中に雨が強まり、約3時間にわたって中断。今永は降板となった。

 再開後、大谷は六回に三塁打、八回に適時二塁打を放ち、マルチ安打をマーク。今永には抑えられたものの、存在感は示した。(シカゴ=高橋健人)

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