「ある視点」の公式上映に出席した奥山大史監督(右)や、出演した池松壮亮(左から2人目)ら=いずれもカンヌ 第77回カンヌ国際映画祭が終盤に入っている。コンペティション部門に日本勢はいないが、別部門に参加する20代の監督2人が注目を集めている。2024年は日本映画の画期だった――。後にそう言われるかもしれない期待感が南仏の地に漂っている。 ■大学時代の撮影作、国際映画祭に選出された2人 落ち着いたタ…