経団連会長として最後の定例会見に臨んだ十倉雅和氏=2025年5月20日午後4時24分、東京都千代田区、橋田正城撮影 「やり残した点で一番気になるのは、全世代型の社会保障改革が道半ばであること。日本のように『中福祉低負担』の制度が果たして持続するのか」。経団連の十倉雅和会長が20日、最後の定例記者会見に臨み、現役世代の負担が重いとされる日本の社会保障制度に改めて疑問を呈した。 十倉氏は2021年6月に会…