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タップルームで、瓶入りのオリジナルビールを見せる岡林さん夫妻=2025年3月13日午後2時58分、高知県四万十市中村本町1丁目、原篤司撮影
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 高知県四万十市の中心部。アーケードの商店街から徒歩1分ほどの交差点角に1月31日、クラフトビール醸造所「シマント ブリューイング」が開店した。

 木造の外観は「昭和」のたたずまいで、老舗の酒屋だった当時のまま。「土佐鶴 福永酒店」と書かれた緑と白のオーニングや日本酒の看板もそのままだが、中に入ると別世界のようにしゃれた洋風の店内が広がる。

 店の奥で醸造したクラフトビールを立ち飲みできるタップルーム。経営する岡林孝典さん(52)、明子さん(45)夫妻は「外観に合わせて昔ながらの角打ち風にしようとしたけど、そこまで凝れなかったな」と笑う。

 兵庫県で育った2人は、関西で結婚後、共通の趣味のサーフィンでたびたび訪れていた四万十市を気に入り、仕事を辞めて2016年に移住。明子さんは大手ビール会社の営業社員、孝典さんは宅配便配達などの仕事に就いた。でも孝典さんは「ホンマはものづくりがしたかった」。

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 22年、明子さんは、新潟県…

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