平日は東京で会社員、地元活動は週末のみ。そんなスタイルをお盆過ぎまで続けた立憲民主党の岡田華子氏(44)が、先月の衆院選・青森3区で初当選した。型破りの手法で強い保守地盤に風穴を開けた、働く2児の母はロールモデルになり得るのか。青森県出身で地元の事情にも詳しい、大阪経済大の山谷清秀講師(34、行政学)に聞いた。
- 東京で会社勤め→週末に青森で活動 初当選の女性が変えたい「政治」
――岡田氏が「週末限定スタイル」で当選しました。どう評価しますか。
「今後も続くかは別だが、今回に関しては変化だ。地元に戻る回数が減ると、『最近来ないじゃないか』と悪評が立つ。大変だったと思う。今回は相手の自民候補に裏金問題がマイナスに働き、若い子育てしている女性に新しい風が吹いた」
――こうした手法は今後も通用しますか?
「これからは政治家の当たり…