31日未明に逮捕された台湾民衆党の柯文哲(コーウェンチョー)主席(党首)は若者を中心にカリスマ的な人気を誇ってきた。
「柯P頑張れ! 潔白を信じてる」
台湾のテレビ局TVBSによると、柯氏が台北市の検察当局の施設に入ったのは31日未明だったが、外では支持者らが大声で柯氏に声援を送っていた。柯氏はほほえみを浮かべながら建物へと入っていった。
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「柯P」の愛称は、教授(プロフェッサー)からきている。柯氏は台湾大学医学部で教授を務めた医師の出身だ。臓器移植などに携わってきた。
逆境で知名度上げ、政界へ
契機となったのは2011年…