「報道写真記者と広告写真家の比較作品展」。「比較と協働」をテーマに、報道と広告の写真が、対になるように展示されている=2025年4月27日、京都市中京区の烏丸御池駅、田辺拓也撮影

 報道写真記者と広告写真家の比較作品展が、京都市営地下鉄の烏丸御池駅(同市中京区)構内で28日から始まる。「比較と協働 写真は言葉だ。」をテーマに、報道と広告の写真が、対になるように展示されている。

 日本広告写真家協会(APA)と新聞・通信5社が主催。写真業界の交流と発展を目的として2017年に初めて開催され、今回で4回目となる。

 会場の報道写真は、ウクライナの首都キーウで爆撃により負傷した写真記者がスマートフォンで撮影した写真や、夕日に照らされた大阪・関西万博の建設風景など、時世を捉えた写真が並んだ。

 広告はフレームいっぱいにモデルの表情をモノクロで写した作品や、北海道の離島・礼文島の白銀の雪景色を繊細に表現した写真など、バラエティーに富む。

 展示されている作品を新聞サイズの紙に印刷した作品集を、同駅改札近くで数量限定で配布している。

 展示場所は駅の3、4出入り口を下った場所付近にあり、改札外のため無料で見ることができる。展示は、国際的な写真祭「KYOTOGRAPHIE(キョウトグラフィー)京都国際写真祭」関連のアートフェス「KG+2025」の一環で、5月11日まで。

「報道写真記者と広告写真家の比較作品展」に出展された作品=2025年4月27日、京都市中京区、田辺拓也撮影
「報道写真記者と広告写真家の比較作品展」。「比較と協働」をテーマに、報道と広告の写真が、対になるように展示されている=2025年4月27日、京都市中京区の烏丸御池駅、田辺拓也撮影
「報道写真記者と広告写真家の比較作品展」。「比較と協働」をテーマに、報道と広告の写真が、対になるように展示されている=2025年4月27日、京都市中京区の烏丸御池駅、田辺拓也撮影
「報道写真記者と広告写真家の比較作品展」を見る人たち=2025年4月27日午前11時55分、京都市中京区、田辺拓也撮影

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