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高松東―四学香川西  六回裏四学香川西、高田の打球は一飛=2024年7月23日午後3時48分、高松、木野村隆宏撮影
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 (23日、第106回全国高校野球選手権香川大会準々決勝 高松東10―0四学香川西、7回コールド)

 高松東の3点リードで迎えた六回裏1死一塁。四国学院大香川西の高田裕樹主将(3年)が打席に立つと、一塁側スタンドの声援が大きくなった。

 高田主将は昨年の夏の大会に2年生で唯一レギュラーで出場し、本塁打を2本放った。そんな期待の表れだった。

 しかし、4球目、外側に入った変化球をつまらせ一飛に。打ち上げた球を見上げた後、首をかしげるようにしてベンチへ戻った。後続も遊ゴロに打ち取られ、点を取り返す好機を作れなかった。

 最後の夏、「打撃で引っ張っていく」と意気込んでいた。だが、今大会を通しては1安打。「気持ちが前に出すぎてしまった」

 リズムを取り戻せないまま、無得点でコールド負けを喫した。

 「悔しいです」

 試合後、帽子を深くかぶり、顔を上げることができなかった。(木野村隆宏)

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