10月18日まで千葉市で開かれていた先端技術の見本市「CEATEC(シーテック)」では、関西企業などの手がける最先端のディスプレー関連技術の展示もあった。目立ったのは「水中でも」「電源なしでも」といった便利さのアピール。電機大手がシーテックでディスプレーの画面の大きさや解像度の高さを競った時代は過ぎ去り、開発の方向性が多様化している。
水中に沈められたスマートウォッチ。担当者がタッチペンで画面に触れると、きちんと反応して画面が変わった――。
電子部品大手の村田製作所(京都)が展示したのは、圧電技術を使ったフィルム型のセンサー「Picoleaf(ピコリーフ)」だ。
現在、スマートウォッチやス…