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1945年、空襲を受け、黒煙が上がる日本陸軍大刀洗飛行場付近=米軍撮影

 旧日本陸軍大刀洗飛行場(福岡県)へB29爆撃機による空襲が行われて、27日で80年となる。

 1945年3月27日と4日後の空襲で、約600人から千人が犠牲になったとされる。飛行場周辺にも爆弾が落とされ、子どもを含む多くの一般人も亡くなった。

あなたの街の空襲 航空写真で比べる戦時と現在

太平洋戦争末期、日本の多くの都市が空襲を受けました。当時の航空写真と同じ角度で現在の姿を撮影し、比較しています。

 現在の同県筑前町、大刀洗町、朝倉市にまたがる大刀洗飛行場は当時、「東洋一の航空基地」と言われるほどの設備を持っていた。

 空襲が行われたのは、同年4月1日から始まる沖縄本島への米軍上陸直前の時期だ。すでに3月26日、沖縄本島の西にある慶良間諸島には米軍が上陸していた。

3月27日、B29爆撃機が福岡・大刀洗飛行場を目指しサイパンを離陸します。この日、飛行場近くの国民学校(現在の小学校)では終業式が行われていました。

 米軍の作戦任務報告書による…

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