24日に投票された名古屋市長選は、無所属新顔で前副市長の広沢一郎氏(60)が当選を確実にした。朝日新聞社が同日に市内48カ所の投票所で実施した出口調査によると、広沢氏は、前参院議員の大塚耕平氏(65)らいずれも無所属新顔の6人を大きく引き離した。期日前投票は調査結果に含まない。
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今回の市長選は、河村たかし前市長の国政転身に伴うもの。「市民税減税」や「名古屋城天守の木造復元」などを掲げた河村市政への評価が争点になった。
河村氏から後継指名を受けた広沢氏は、河村市政を「丸ごと引き継ぐ」と訴えた。主要政党が推薦した大塚氏は、組織戦を展開した。
前市長の15年間「名古屋よくなったか」への回答は
広沢氏は無党派層の60%か…