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佐世保市役所

 長崎県佐世保市の市立小学校で6月、授業中に消しゴムを投げる児童を特定するため、男性教諭が業務用パソコンのカメラ機能を使って、児童らに無断で動画を撮影していた。市教育委員会によると、教諭は6月30日、児童らに謝罪したという。

 市教委によると、教諭は「児童を特定し、指導するため」と説明したが、事態を把握した学校側は、「無断の撮影は、信頼関係を築くべき児童への配慮に欠ける行為」と判断。緊急の保護者会を7月1日夜に開いて、経緯を説明するという。

 教諭は、授業中に背を向けると、児童から消しゴムを投げられることがあり、6月25日、児童に無断で、授業中に動画を撮影した。その動画をもとに、児童らを特定して指導したという。

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