愛媛県産の中晩柑(ちゅうばんかん)類(年明けから5月ごろに出回る柑橘(かんきつ)類)のみを使った果汁100%ストレートジュースの味やラベルデザインなどを競う「みかんジュースコンクール2024」(県主催)の審査結果が発表され、最高賞のゴールドアワードに三崎青壮年同志会(伊方町)の「清見本気(マジ)搾り」が輝いた。表彰式は10月12日、松山市の大街道商店街で行われる。
コンクールは、県が愛媛のみかんジュースのレベルの高さや奥深さを知ってもらおうと2018年度から毎年開いている。7回目の今年度は30事業者から41点の応募があった。
JAえひめ中央の直営複合施設「みなとまち まってる」(松山市湊町8丁目)で8月3日、一般消費者の投票による1次審査で8点に絞られた。さらに、食の専門家やデザイナーら4人が味のほか、ラベルなどのデザイン、生産力、コストパフォーマンスの4項目で審査し、「清見本気(マジ)搾り」がゴールドアワードに選ばれた。シルバーアワードは中岡柑橘園(八幡浜市)の「媛(ひめ)小春ジュース」、ブロンズアワードはかじ坊(八幡浜市)の「果樹園 そら みかんジュース」だった。
入賞作品は次の通り。
「清見100%ストレートジュース」(永沼農園=大洲市)▽贅沢(ぜいたく)まるごとせとかジュース(キッチンアトリエCalmo=西条市)▽幻の黄金柑ジュース(浜のイザカヤ 二ノ宮商事=西予市)▽ブラッドオレンジmixジュース(MURAI FARM=宇和島市)▽100%NAVELINA JUICE(山一農園=宇和島市)(高橋孝二)