今夏のパリ五輪の射撃で銀メダルを獲得し、装備の少なさから「無課金おじさん」と呼ばれたトルコのユスフ・ディケッチ選手が7日、栃木県ライフル射撃場で、試合の公式練習に参加した。
黒色の長袖Tシャツ姿に左手をポケットに突っ込むおなじみの姿勢で日本の強化選手たちと並んでおよそ25分間、23発を撃った。早めに練習を切り上げた後は応援に詰めかけたファンたちのサインの求めに応じていた。
日本とトルコの外交関係樹立100周年を迎えた今年、日本ライフル射撃協会が招いたもので、6日には同協会が強化指定した選手に特別講習会を行ったほか、8日には日本とトルコの親善大会にも出場する。