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全校生徒に激励され、送り出される選手たち=2024年8月1日午前10時3分、栃木県下野市石橋、高橋淳撮影
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 第106回全国高校野球選手権栃木大会(県高野連、朝日新聞社主催)で初優勝し、全国大会出場を決めた石橋の壮行会が1日、下野市の同校であった。

 会場の体育館には夏休み中の生徒らが集まった。ユニホーム姿の選手たちが栃木大会の優勝メダルを胸に1列で入場すると、生徒や教職員が笑顔で出迎えた。

 あいさつに立った福田博之監督は「栃木大会は苦しい戦いの連続だったが、スタンドからの応援が後押ししてくれた」と感謝の言葉を述べた。そのうえで「栃木代表として全国大会で頑張ってきたい。全国の舞台で、グラウンドとスタンドで石高旋風を巻き起こそう」と呼びかけた。

 続いて田口皐月(さつき)主将が「甲子園という夢の舞台に立てる。いままで支えてくれた人たちに感謝し、プレーしたい。甲子園で1勝し、校歌を歌うことが目標」と決意表明をした。

 石橋は昨春の選抜大会に「21世紀枠」で出場しているが、夏の甲子園は初出場。県立高の夏の甲子園出場は19年ぶりとなる。

 選手らは2日朝、JR宇都宮駅から甲子園に向けて出発する。4日の組み合わせ抽選会で対戦相手が決まり、全国大会は7日、阪神甲子園球場で開幕する。(高橋淳)

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