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早稲田実―大社 九回裏大社1死二、三塁、藤江のゴロを内野で捕球する早稲田実の左翼手西村(右端)=有元愛美子撮影

(17日、第106回全国高校野球選手権大会3回戦 早稲田実2―3大社=延長十一回タイブレーク)

 早稲田実(西東京)は、延長タイブレークの激戦の末、大社(島根)に敗れ、2015年以来9年ぶりの8強進出はならなかった。早稲田実の和泉実監督の試合後の主なやり取りは以下の通り。

 ――今何を思われていますか

 生徒、ようやった(涙ぐむ)。60過ぎて、こんなにいい試合、いい経験させてくれて、こいつらすげえなと思いました。

 ああ(涙)。甲子園のナイター、きれいだね。本当に美しかった、こいつらが。ありがとうございます。ようやりました。また、次の機会にむけて、頑張ります。

 ――試合を振り返って。

 ゲームに入る前から、(大社の)ピッチャーの子、(1回戦の)報徳学園の試合を見たとき、これは、打てないなと。彼を攻略するの難しいなと。ここぞというところは打たせてくれない。ウチは一歩足りなかったのかな。そんな中、選手は宇野を中心によくやってくれました。

 ――5人内野手の守り。

 絶対にスクイズでサヨナラの形になると思ったので、外野の西村を内野のところに置いて、とにかく、スクイズだけはさせまいと思いました。最善の努力はしたんですが、最後はサヨナラヒットを打たれたという感じ。

 ――シフトは用意していたのか。

 予選から「勝負どころではこ…

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