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学校での報告会であいさつする小林優星主将(中央奥)=2024年8月27日、山形県鶴岡市
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 今夏の全国高校野球選手権大会に山形県代表として出場した鶴岡東の野球部員らが27日、同校体育館で報告会を開いた。

 夏の甲子園出場は2年ぶり8度目。聖光学院(福島)との1回戦を2対1で突破し、早稲田実(西東京)との2回戦は終盤まで接戦を繰り広げたが、延長タイブレークの末に0対1で敗れ、目標のベスト8には届かなかった。

 報告会では、全校生徒が見守る中、野球部員らはチアリーダーに迎えられて入場。ベンチ入りメンバーと3年生部員らが壇上に並んだ。

 あいさつした小林優星主将(3年)は学校挙げての応援に感謝の言葉を述べ、「甲子園ベスト8の目標が達成できず、悔しい。ベスト8は後輩たちに頑張ってもらうので、これからも応援よろしくお願いします」などと述べた。

 甲子園で2試合を1人で投げ抜いた最速140キロ超の左腕、桜井椿稀選手(3年)は、台湾で9月2日開幕する野球の第13回U18(18歳以下)アジア選手権の高校日本代表に選出され、この日の報告会は欠席した。バッテリーを組んだ億田知輝選手(3年)は「甲子園の時の投球のように、力のあるボールを低めに投げ込む本来の投球をしてほしい」とエールを送っていた。(清水康志)

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