厳しい行動制限を伴った「ゼロコロナ政策」の緩和を求めて中国の若者らが声を上げた「白紙運動」から11月下旬で2年となった。言論の締め付けは厳しく、国内で異論の声を上げるのは難しい状況が続いている。
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「白紙運動」の発端は2022年11月24日に起きた新疆ウイグル自治区の火災だった。感染対策で現場が封鎖されていたことで救助が遅れ、住民の犠牲を拡大させたとの見方が広まり、直後に上海や北京などで抗議が広がった。白い紙は、言論の不自由さを表していた。
間もなくゼロコロナ政策は終了したが、参加した市民の一部は当局に拘束されたり、海外移住したりした。
暴走事件では「判決への不満」記述削除
当局が集団で活動する人々に…