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EXPOホール「シャインハット」内でポーズを取る真琴つばささん(右)と姿月あさとさん=大阪市此花区の夢洲、滝沢美穂子撮影
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 大阪・関西万博の開催を記念し、宝塚歌劇団のOGたちが万博会場に集い、スペシャルショーを披露する。出演者のひとり、宙(そら)組の初代トップスター姿月(しづき)あさとは「私、〝万博の子〟なんです」とほほえむ。

 万博会場のEXPOホール「シャインハット」や東京、大阪で上演される「未来へのOne Step!~世界を結ぶ愛の歌声~」。元トップスターらがずらっとそろい、フランスやイギリス、ブラジルなど各国にちなむ名曲や宝塚歌劇の楽曲、ダンスを繰り広げる。

 姿月は大阪出身。1970年3月14日、大阪万博の開会式があった日に生まれた。「〝万博の子〟だと親に言われて育ちました」とにっこり。

 「今回、大阪での万博のステージに立たせていただけるのは、家族ともども記念になります」

 姿月は力のある、ドラマチックな歌声が持ち味だ。「歌やダンスを通じて世界の方とつながることができたら」と期待する。また、宝塚歌劇が日本の文化、芸術としてとらえられていることに誇りを感じる。

 「退団してから、すごいところにいたとつくづく思う」といい、これからの宝塚歌劇を担う人たちには、創設者の小林一三や歴史をつくってきた人たちへの感謝を持ち続けてほしいと話した。

真琴つばさ「海外公演に臨むような」

 EXPOホール「シャインハ…

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