「絶句する夢を見た」　楽屋でのぞいた「桃花三十一夜」

　「やせましたね」

　楽屋で出番を待つ蝶花楼桃花に、林家あずみがそっと話しかけた。時計の針は10時にさしかかろうとしていた。

　桃花は認めた。「変なやせ方。食べてるのに」。脳を使ってるからだ、とあずみは推し量る。

　桃花「やせようと思ってないのにやせてるの、人生で初めて」

　あずみ「かっこいい。忙しいアイドルみたいな」

　7月の31日間、東京・池袋…