10月5日に東京・代々木で開かれた第12回全日本小中学生ダンスコンクール全国大会(朝日新聞社主催、キユーピー協賛)に出場した長崎県対馬市の「TSUSHIMA KIDS」のメンバーが25日、比田勝尚喜市長を訪問し、小学生・学校参加の部での金賞受賞を報告した。
メンバーは同市立厳原・金田・今里の各小学校の6年生4人。卒業をテーマに、対馬の音楽ユニット「ずんだれ」の「Kizuna」という曲に乗せてダンスを披露。歌詞に合わせて表情にもこだわって表現した。
橘心愛(のえる)さん(12)は「対馬の中でも小さい今里小の名前が全国大会で呼ばれ、とてもうれしかった。練習の成果を大きなステージで発揮できた」。小島叶(こと)さん(11)は「将来は一度海外に出て、また対馬に戻ってダンスの先生になりたい」と話した。
久田中2年の小島詩恵理さん(13)はアシスタントとしてメンバーを支えた。「変えた方が良いと思ったことを伝えると、すぐに直してくれた。頼ってもらえてうれしかった」と話した。(エリアリポーター・佐藤雄二)