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第107回全国高校野球選手権愛知大会 豊橋中央―杜若 八回表、本塁に生還し、ガッツポーズをする豊橋中央・松井蓮太朗選手=2025年7月23日、岡崎レッドダイヤモンド、堀内未希撮影
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 (23日、第107回全国高校野球選手権愛知大会準々決勝 豊橋中央6―1杜若)

 同点で迎えた八回表1死満塁、豊橋中央の松井蓮太朗選手(3年)は杜若のエース長塚陽太投手(3年)のチェンジアップをたたいた。打球は左中間への勝ち越し適時打に。さらに後続の適時打で計5点を加え、一気に相手を突き放した。

 打席に立つ前、伝令を通じて萩本将光監督から「頭で野球をやっている。考えすぎずに球を打て」と伝えられた。松井選手は「1点欲しい。自分が決めないと後がない」と奮起した。

 昨夏は5回戦で右足首を骨折し、「人生で一番悔しい思いをした」。チームは準々決勝で杜若に敗退。今年は「去年の無念を晴らす」という思いで試合に臨み、リベンジを果たした。

 「常に甲子園を意識している」。夢の舞台まであと2勝だ。

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