第107回全国高校野球選手権秋田大会は7月10日に開幕し、秋田市のこまちスタジアム(県立野球場)が2年ぶりに主会場となる。グラウンドキーパー2人が昨夏、阪神甲子園球場で整備技術を研修。持ち帰った手法を生かしてダイヤモンドを仕上げ、選手を迎える。
スタンド床の改修工事が昨年6月から8カ月間行われ、昨夏、高校野球はこまちを使えなかった。
一方で、球場を管理する県総合公社の今野新二さん(54)と阿部祐太さん(35)が昨年8月13~15日、全国高校野球選手権開催中の甲子園へ。グラウンド作りを手がける阪神園芸(兵庫県西宮市)の「神整備」と称賛されるノウハウを吸収してきた。
今野さんは「試合前の散水か…