準決勝の対局に臨む井田明宏五段。手前は服部慎一郎七段=2025年2月11日午前、東京・有楽町、菊池康全撮影 第18回朝日杯将棋オープン戦(朝日新聞社主催)の準決勝2局が11日、東京都千代田区の有楽町朝日ホールであった。持ち時間は各40分、使い切ると1手1分未満という早指し戦だ。 今年度の勝率9割と勝ちまくっている服部慎一郎七段(25)と、同じ関西の修業仲間、井田明宏五段(28)との対局をご紹介しよう。 対局開始前の振り駒で、先手番は井田五段に決まった。 先手の井田五段は得意の「雁…