「共に民主党」公認候補の李在明前代表(左)と「国民の力」公認候補の金文洙前雇用労働相

 6月3日の韓国大統領選へ向けた2回目の候補者討論会が23日夜、ソウルで開かれた。「社会の統合」などがテーマだったが、「詐欺師」「内乱勢力」などといった過激な言葉による非難合戦に終始した。

 保守系与党・国民の力の金文洙(キムムンス)前雇用労働相、進歩(革新)系最大野党・共に民主党の李在明(イジェミョン)前代表、保守系野党・改革新党の李俊錫(イジュンソク)氏ら4候補が参加した。

 金氏は李在明氏が公職選挙法違反(虚偽の事実の公表)事件など複数の刑事裁判を抱えている点を指摘し「国民の統合には詐欺師をなくさなければいけない」と言った。李在明氏は金氏に対し「(非常戒厳を出し)内乱を首謀した尹錫悦(ユンソンニョル)(前大統領)を擁護し続けている」と主張した。

支持率の差縮小が影響か

 李在明氏は、与党内に李俊錫…

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