子どものラケットに手を添えて指導する石川佳純さん=2025年3月30日午後1時18分、島根県浜田市黒川町、高田純一撮影

 元卓球日本代表で3大会連続五輪メダリストの石川佳純さん(32)=全農=が3月30日、島根県浜田市の島根県立体育館で県内の幼児や小中学生ら約90人に卓球を指導した。石川さんは「自分のミスは試合中は気にせず、反省は試合後にすればいい」と呼びかけた。

 現役中の2022年から始めた47都道府県で卓球の楽しさを伝える「サンクスツアー」の一環。主催した浜田亀山ライオンズクラブによると、「佳純スマイル」を一目見ようとファンら約500人も詰めかけた。

 元卓球選手の両親のもとで育った石川さんは山口市出身で、卓球は7歳から本格的に始めたという。小4の時、この体育館で開催された試合に出場し準優勝。試合後、浜田市金城町の美又温泉を訪れた思い出があるという。

 石川さんが浜田市を訪れるのは約20年ぶり。元卓球選手で妹の梨良さん(27)も参加したほか、父・公久さん(61)、母・久美さん(61)も駆けつけ家族総出で盛り上げた。

 石川さんは子どもたちが練習する卓球台を回り、「ラケットはおなかの前に置き、バックハンドは手の甲で打つイメージですると安定する」「ひざが伸びないように少し曲げるイメージで打つ」などと指導した。

 浜田市立第三中学校2年の田中瑠華さん(14)は「苦手だった下回転のドライブを見せてもらい、できるようになった」。田中さんはトークショーでも「試合後の反省はどうしていますか」と質問し、石川さんは「ビデオを見て何で得点して何で失敗したのかをノートに書き、次に向けてひたすら練習する」と答えていた。

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