高校の新卒者採用を考えているのにノウハウを持っていない県内企業をサポートしようと、三十三銀行(三重県四日市市)と高校生の就職・採用支援サービスの「ジンジブ」(大阪市)が採用の機会を広げる取り組みを進めている。働き手不足の中、企業と高校生の就職のミスマッチを防ぐ手助けをする狙いもある。
昨夏スタートした「高卒採用に関する個別相談会」。四日市市や松阪市の会場でこれまでに4回開き、相談枠は毎回埋まった。
三十三銀行営業企画部によると、働き手不足に伴う大卒の新卒採用や中途採用で人材の奪い合いが生じる中、これまで高校の新卒者採用に目を向けていなかった企業の関心が高まっているという。
三重労働局のまとめでは、今…