黄金色に染まった田んぼ=2024年9月10日、新潟県魚沼市、渡辺洋介撮影

 新潟県魚沼市は25日、ふるさと納税の返礼品であるブランド米「魚沼市産コシヒカリ」が在庫不足で発送できなくなった、と発表した。全国的な米不足を背景に、想定以上の申し込みがあったためだという。

 市によると、2024年産米の定期便を返礼品とするコースに申し込んだ寄付者188人に対し、5~9月に発送を予定していた米計約3トン(604件分)が足りなくなった。コースは提供事業者1社が設定した。市は寄付者に謝罪し、今年9月下旬以降に収穫される新米を代わりに発送するという。

 同市の24年度のふるさと納税額は約35億4千万円と前年度より7億円以上増え、過去最高となった。このうち米を返礼品にしたものが9割にのぼるという。

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