第106回全国高校野球選手権大会(朝日新聞社、日本高校野球連盟主催)に愛知代表として出場する中京大中京の主将らが2日、朝日新聞名古屋本社を訪れ、抱負を語った。
来訪したのは2人の主将、監督、校長ら6人。プレーで率いる杉浦正悦主将(3年)は「大会前、県外の強豪と練習試合をしたことで落ち着いたマインドで臨めた」と愛知大会優勝までの道のりを振り返る。
中京大中京は今度の全国選手権の初戦が通算100試合目となる。試合では記録員として選手を支える佐古響次朗主将(3年)。「僕たちは100期生で、甲子園(球場が開場して)100年で100試合目。卒業生や伝統に感謝し、自分たちの野球を見せたい」。高橋源一郎監督は「県民の皆さんに応援してもらえるようベストを尽くしたいです」と話す。
選手らはこの日、名古屋市副市長や愛知県知事も表敬訪問。8度目の選手権優勝をめざすチームに対し、大村秀章知事は「また優勝旗を持ち帰ることを期待しています」と述べた。(渡辺杏果)