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自民党東京都連に設置されていた投票箱を開ける都連の総裁選選挙管理委員ら=2024年9月27日午前10時16分、東京都千代田区の自民党本部、松田果穂撮影
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 「不信感はすぐにはぬぐえない」「現場に向き合った政策を」。次期首相となる自民党新総裁に、石破茂元幹事長が選ばれた。裏金事件で自民党がかつてない逆風にさらされるなか、東京都内の議員や市民からはさっそく注文の声があがった。

 千代田区の党本部では27日午前10時から、都連職員らが都内の党員・党友票の開票作業にあたった。都連によると、得票数1位は高市早苗氏で、34%にあたる1万9915票を獲得した。石破氏は1万6913票(29%)を集め、小泉進次郎氏が9401票(16%)と続いた。

 都市部では高市氏が支持を集めた一方、石破氏は地方で人気が高く、決選投票のすえに石破氏が新総裁の座をつかんだ。

「着実に積み重ね信頼回復を」 苦杯なめ続ける都連

 小池百合子知事にとっては…

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