「不信感はすぐにはぬぐえない」「現場に向き合った政策を」。次期首相となる自民党新総裁に、石破茂元幹事長が選ばれた。裏金事件で自民党がかつてない逆風にさらされるなか、東京都内の議員や市民からはさっそく注文の声があがった。
千代田区の党本部では27日午前10時から、都連職員らが都内の党員・党友票の開票作業にあたった。都連によると、得票数1位は高市早苗氏で、34%にあたる1万9915票を獲得した。石破氏は1万6913票(29%)を集め、小泉進次郎氏が9401票(16%)と続いた。
都市部では高市氏が支持を集めた一方、石破氏は地方で人気が高く、決選投票のすえに石破氏が新総裁の座をつかんだ。
「着実に積み重ね信頼回復を」 苦杯なめ続ける都連
小池百合子知事にとっては…