寺社の文化財保護を支援するクラウドファンディング「A-portみらい」(https://a-portmirai.asahi.com/)が、7月1日からスタートしました。朝日新聞社は、メディア企業としての発信力と訴求力、信頼性を生かし、様々なプロジェクトを応援しており、寺社文化財に特化したクラウドファンディングサービスとして展開していきます。
第1弾は、源頼朝が武将・三浦義明の菩提(ぼだい)を弔うために建立した満昌寺(神奈川県横須賀市)の支援です。義明は平安時代末期の武将で、1180(治承4)年に頼朝が伊豆で挙兵すると、合流しようとしたが89歳で討ち死に。自らの身を犠牲にして頼朝を支えたことで、武家社会の尊敬を集めたとされます。
今回は、義明の没後850年を前に、国重要文化財「三浦義明坐像(ざぞう)」の約180年ぶりの修復や、境内整備の支援を募ります。
返礼には、カード型の限定お守り、限定御朱印、住職らの案内による義明ゆかりの地周遊などを、支援金額に応じて用意しています。
プロジェクト名は「【国重文・三浦義明坐像修復】鎌倉武士の原点、850年の継承を今こそ未来へ。三浦一族の誇りを繫(つな)ぐ」。支援はウェブサイト(https://t.asahi.com/msj25)から。10月15日まで。問い合わせは満昌寺(046・836・2317)。