ゴールした駒大の篠原倖太朗(4年)は、トラックにはいつくばって地面を激しくたたいた。
2日の香川丸亀国際ハーフマラソンで、日本学生新記録の59分30秒をマークした。ただ、日本選手の対決では、太田智樹(トヨタ自動車)に次ぐ2番手の全体4位だった。
「タイム的にはうれしいけど、勝負で負けたのは自分らしいと思いつつ、すごく悲しい」
気温9.2度で微風。ランナーにとっては走りやすい絶好のコンディションだった。
ペースメーカーの設定は、10キロを28分で通過。その高速レースに終盤まで対応した。最後は、1万メートルのパリ五輪代表、太田との一騎打ちとなった。
太田とは昨季、ともに練習を…