警視庁本部

 住宅に忍び込んで計500万円相当のアクセサリーや現金を盗んだとして、警視庁は、東京都国分寺市並木町1丁目、無職阪本亮輔容疑者(51)を窃盗と住居侵入の疑いで逮捕し、6日発表した。黙秘しているという。

 捜査3課によると、阪本容疑者は昨年12月5日午前3時半ごろ、東村山市の70代女性の戸建て住宅に侵入し、現金約68万円と指輪やネックレスなど62点を盗んだ疑いがある。女性は1人暮らしで、就寝中だった。当時1階の窓が施錠されておらず、同日朝、「真珠の価格が値上がりしている」とするニュースを見て、タンスの中を確認して被害に気づき110番通報したという。

 同課は5月、別の窃盗未遂事件に関わったとして阪本容疑者を逮捕。自宅近くにある店舗の室外機の下から、阪本容疑者が隠したとみられる大量の鍵と「KD」や「SG」などと書かれたメモが見つかった。KDは小平市、SGは相模原市など、侵入して鍵を盗んだ場所を示しているとみられ、関連を調べている。

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