30日朝に起きたロシアのカムチャツカ半島付近を震源とする地震で、訪日外国人客(インバウンド)らも津波警報の影響を受けた。SNS上では、住民とともに高台や避難所に向かう動画が複数投稿された。
多言語や、やさしい日本語で情報を伝える取り組みも多く見られた。津波警報が出た太平洋沿岸に位置する仙台市の仙台観光国際協会は、X(旧ツイッター)やフェイスブックで、英語や中国語、韓国語、ベトナム語、ネパール語で避難を呼びかける投稿をした。やさしい日本語でも「大きな波がきます」「たかいところに、にげてください」などと発信した。
テレビ各社は、「つなみ」「にげて」とひらがなでテロップを表示。「EVACUATION TSUNAMI(避難 津波)」と英語で表記した例もあった。
観光庁が監修した外国人旅行者向けの災害情報アプリ「Safety tips」では、英語や中国語、タガログ語など15言語で発信。気象庁のサイトでも、津波の最新情報を15言語で発信している。
「情報が少なくて怖かった」
しかし、外国人旅行者からは…