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2024年7月12日、国連総会は米ニューヨークの国連本部で国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)に関する会合を開いた。発言する国連のグテーレス事務総長(右から2人目)と、グテーレス氏を見るUNRWAのラザリーニ事務局長(左端)=国連提供

 国連のグテーレス事務総長は12日、「国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)、その職員や任務を守ってほしい」と加盟国に呼びかけた。イスラエルがUNRWAの施設を相次いで攻撃している事態を受け、米ニューヨークの国連本部で開かれたUNRWAに関する国連総会の会合で訴えた。イスラエルがUNRWA解体に動く中、国連側は不可欠な存在だとアピールし、日本を含む118カ国が連帯を示している。

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 グテーレス氏は、パレスチナ自治区ガザでのイスラエル軍とイスラム組織ハマスの戦闘により、UNRWAに対する攻撃が激化した状況を報告。「職員はますます暴力的な抗議や、悪質な誤報・偽情報キャンペーンの対象となっている。イスラエル軍に拘束され、虐待や拷問を受けた者もいる」などと述べた。

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