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 韓国の李在明(イジェミョン)大統領が23日に日本を訪問し、石破茂首相と会談します。就任後初めてとなる訪日を前に朝日新聞などからの質問に書面で回答しました。李氏とはどのような人物で、これまで日本に対してどのような姿勢で臨んできたのか。悪化と改善を繰り返してきた日韓関係の今の姿と、そこに至った背景を解説します。

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日本の植民地支配からの解放を記念する「光復節」の式典で演説する韓国の李在明大統領=2025年8月15日午前、ソウル、東亜日報提供

 Q 李氏は6月の大統領就任以降、対日関係をめぐってどのような発信をしてきたのか。

 A 就任以降、日米韓協力や日韓関係の重要性を主張し続けている。日本との歴史問題についても、過去に両国間で確認した合意事項などを尊重する考えを示してきた。

 大統領選中も、日本について「緊密な協力関係を続けてきた重要なパートナー」だとし、「社会、文化、経済分野では前向きかつ未来志向的に対応していく」と主張していた。

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かつては日本に厳しい姿勢も

 Q 親日的な人物なのか…

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