【解説人語】外資が狙う北海道の金鉱山　「植民地のよう」学者が指摘

　北海道にある閉鎖した金鉱山で、外資系企業による試掘の動きが広がっています。漫画「ゴールデンカムイ」でも描かれたように、かつて金の産出で栄えた北海道。その地に、オーストラリアやカナダの企業が開発の手を伸ばし、地元は揺れています。

　なぜいま、外資系企業の試掘が増えているのか。金の産出が始まったら、地元にはどんなメリットがあるのか。環境への影響や汚染のリスクはないのか。

　この問題を取材した北海道報道センターの日浦統記者が解説します。