立憲民主党の代表選が7日、告示されました。候補者は記者会見や討論会などで何を語るのか。タイムラインで速報します。

立憲民主党の代表選に立候補した(右から)野田佳彦元首相、枝野幸男前代表、泉健太代表、吉田晴美衆院議員=2024年9月7日午前11時、東京・永田町、川村直子撮影

11:25

枝野氏「立憲はどういう社会を目指していくのかを掲げる」

 冒頭発言に引き続き、候補者への質疑応答も行われ、「野党連携のあり方」が問われた。

 枝野氏は「立憲民主党としてどういう社会を目指していくのかを高く掲げ、特に今、自民党にあきれている、怒っている皆さんを中心に、立憲民主党への支持を集める。そのことが今の政治状況を打破し、政権を変える王道と確信する。私は王道を歩む」と訴えた。

 泉氏は「立憲民主党が主体性を持って政権を目指す。まずこれが大事だが、連携できるところはする。選挙後にはミッション型内閣という形で、場合によっては連立もありうる。国民民主党とは連携する立場にあると考えている」と述べた。

 吉田氏は「政権交代の先に何があるか明確に示す。それをきちんと実行することを約束する。野党で一致できるのは教育無償化、選択的夫婦別姓。ここに野党が結集することだ」と話した。

 野田氏は「政権をとる側として2回経験した。リクルート事件の直後の1993年。2回目は2009年の民主党中心の政権を作った時。めったにないんです。命がけで政権をとりにいかないといけない。可能なかぎり候補者を一本に絞る。野党の議席の最大化で、自公を過半数割れに追い込む」と訴えた。

11:00

野田氏「政権交代前夜の代表選挙に」

 記者会見の冒頭発言は立候補の届け出順で行われた。

 一番手は野田佳彦氏。「政権交代前夜の代表選挙と位置づけている。裏金のような問題がまかり通っている政治に決別をするため、政治改革を進めなければならない。政治資金規正法はザルだ。抜本的な改正は当事者の自民党にはできない」と訴えた。

 続いて枝野幸男氏が発言した。「2020年、野党の離合集散の歴史を終えるため立憲民主党は結党された。経験不足で期待に応えられなかった民主党政権。今度こそ本格的に政権を維持運営し、新しい時代を切り開く。政権運営の指針ビジョンを示し、一強他弱を打破する」と訴えた。

 3番手は泉健太氏だ。「私の3年間で政権を担える党にしたい。今回の4人の候補の中では、最年少の候補者だが、みんなに支えられる泉健太政権を、ぜひ皆さんに見ていただきたい。政権を担える立憲民主党を作るのが、私の使命だ」と発言。

 最後は告示日当日に立候補表…

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