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自民党総裁選に出馬しない意向を表明する記者会見に臨む岸田文雄首相=2024年8月14日午前11時46分、首相官邸、岩下毅撮影

 岸田文雄首相が記者会見し、自民党総裁選に立候補しない考えを表明しました。首相はどう語ったのか。政界の反応は。タイムラインで速報します。

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13:00

茂木幹事長「政権は厳しい状況だったが、極めて残念」

 自民党の茂木敏充幹事長は、岸田文雄首相が9月の党総裁選に立候補しないと表明したことを受け、「政権として厳しい状況に置かれていたことは事実だが、極めて残念だ」とのコメントを発表した。

 岸田政権の発足初期から幹事長を務めてきた茂木氏は、防衛力の強化や少子化対策を挙げ、「(岸田政権は)大きな政策決定を行い、実行に移してきた」「内政、外交両面で確かな実績を残してきた」と評価した。

 一方、首相の不出馬については「総理を退任されるという大変重い決断であり、総理ご自身の判断を重く受け止めたい」とした。

 茂木氏は総裁選への立候補に意欲を示しており、その動向が焦点となっている。

12:35

米メディア「不人気政権から脱したい党内圧力に屈した」

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首相官邸に入る岸田文雄首相(中央)=2024年8月14日午前9時10分、岩下毅撮影

 岸田文雄首相の自民党総裁選不出馬を、米メディアも相次いで速報した。ニューヨーク・タイムズ紙は、日本時間午前11時12分に「岸田首相退任へ」の見出しで、複数の日本メディアを引用して速報。不人気な政権から脱したい自民党内の圧力に屈した、と分析した。

 ワシントン・ポスト紙も「岸田首相、来月辞任」の見出しで速報した。岸田氏の支持率が一部の世論調査で15・5%と歴史的な低さを記録し、別の調査では70%が辞任を求めたことなどを理由に挙げた。岸田政権の成果として、防衛費の大幅な増額や、米国との安全保障協力の緊密化、日韓関係の改善などを列挙した。

 岸田氏は4月、国賓待遇で米…

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