参院選で大敗した石破茂首相(自民党総裁)の進退が焦点になっています。23日、日米関税交渉について、トランプ米大統領が合意したと発表。石破首相は進退について、合意の結果を受けて判断するという考えを示しました。その後、首相経験者と面会しています。タイムラインで速報します。
- 自動車への関税は計15%に 日米関税交渉、相互関税は15%で合意
14:20
武藤経産相、関税合意の「影響把握を行う」
トランプ関税をめぐる日米合意を受け、武藤容治経済産業相が報道陣の取材に応じ、省内の対策本部を近く開催する考えを示した。合意したとはいえ、15%の相互関税や自動車関税は残り続ける。武藤氏は「国内産業や雇用への影響把握を行い、必要な対応をちゅうちょなく行えるように万全を期していきたい」と述べた。
14:00
首相経験者3氏、石破首相と面会
石破茂首相(自民党総裁)と、麻生太郎、菅義偉両元首相、岸田文雄前首相との面会が始まった。現職首相と首相経験者3氏が一堂に集まるという極めて異例の会合。首相の進退が協議されるとみられる。現在、麻生氏は党最高顧問、菅氏は党副総裁を務めている。
- 【独自】石破氏、岸田・菅・麻生氏と面会調整 現旧首相集まれば異例の会合に
13:05
日経平均、一時1300円超高の4万1100円台に
23日の東京株式市場で日経平均株価は一時、前日の終値よりも1300円超高い4万1100円台をつけた。トランプ米大統領が日本に対する「相互関税」を25%から15%に引き下げることで合意したと発表し、投資家に安心感が広がった。
日経平均は前日より414円26銭高い4万189円18銭で取引が始まり、その後、上げ幅を拡大した。ユニクロを展開するファーストリテイリングやホンダなど、幅広い銘柄で買いが集まっている。
午前の終値は前日終値よりも1278円52銭高い4万1053円44銭だった。午後に入り、上げ幅は一時1300円を超えた。
12:30
「辞任が一番わかりやすい」自民・神奈川県連、党本部に文書提出
自民党神奈川県連の梅沢裕之幹事長らが党本部の幹事長室を訪れ、県連として参院選の自民大敗の責任を明確にするよう求める文書を出した。森山裕幹事長は不在だった。梅沢氏は記者団に「要は(石破茂)総裁、幹事長。責任を誰がとるのか。辞任が一番わかりやすい」と述べた。
神奈川は菅義偉元首相の地元で、県連会長には小泉進次郎農林水産相が就いている。党本部への要請について、梅沢氏は「勝手なことはしない。県連会長も了解の上だ」と語った。
12:30
首相退陣の時期明確になるなら、「野党間の議論加速あり得る」立憲・野田氏
立憲民主党の野田佳彦代表は日米関税交渉の合意について「国益という観点から、十分満足の行く合意内容なのか、よく精査しなければいけない」と述べ、8月1日にも召集される臨時国会で石破茂首相からの報告を求める考えを示した。
野田氏は、首相の進退について「自民党内の動きをちょっと注視していきたい」と述べるにとどめたが、「もし首相がいつまで辞めるというようなことが明確になるならば、野党間のいろいろな連携を、党首級も含めて議論を加速することはあり得る」とも語った。
11:30
赤沢経済再生相「和気あいあいではなく…」
日米関税交渉を担当する赤沢亮正経済再生相は22日、トランプ米大統領との会談後に報道陣の取材に応じ、「日米両国の国益に資する合意ができた」と述べた。
日本を出発した時点ではトランプ氏との会談は決まっていなかったとしたうえで、「和気あいあいという雰囲気ではなく、国益をかけたギリギリの真剣勝負だった」とも振り返った。
11:29
長期金利が一時1.595%に上昇
23日の東京債券市場で、長…